あけましておめでとうございます

2012年1月5日

オーダースーツ専門店スプレーモの清水です。

本年も昨年に引き続いて、良いスーツを提供させて
いただきたいと思っておりますのでよろしくお願いします。

今年の仕事始めは1月8日からとなっております。

ずいぶんと長く休みますね…と思われる方もいらっしゃるかも
しれませんが、ほぼお休みなしで一年間仕事をしておりますので
ここしかゆっくりできないのです。

ご不便をおかけしますが、どうかご勘弁を。

その分、しっかりと充電して休み明けからはしっかりと
スーツづくりに励みます。

今年もどうぞよろしくお願いします。

皆様にとりまして良い1年となりますように。

スプレーモ
清水義雄

「スーパー110とか120とか何のこと…?」

2011年12月3日

こんにちは。

オーダースーツスプレーモの清水です。

「スーパー120の生地です」

このような表現をオーダー店やショップなどでお聞きになられた
ことがありませんか?

スーツにもこのような表現のタグが付いていたりもします。

これは何のことか…?と言いますと、ウールの世界標準規格として
設定されているスーパー表示は「スーパー〇〇’sクラス」などの
言い方をされていてウール繊維の細さを表しています。

繊維が細いほど生地が滑らかでツヤが出ますので、
上質とされています。

スーパー110と120とでは120の方が上質です。
数字が大きいほど繊維が細くて高級ということになります。

昔はスーパー100で結構細い繊維とされていましたが、
最近の生地では110や120が一般的になりました。

140や150もあるのですが、繊維が細すぎるため
シワになったり耐久性がなかったりと一般的なビジネスシーンで
使うのにはあまり向かないとされています。

ゼニアでいいますと、「エレクタ」がスーパー110クラスで、
「トロフェオ」がスーパー120クラスです。

「エレクタ」はシワになりにくく生地がしっかりしているという
特徴がありますし、スーパー120の「トロフェオ」は風合いが
滑らかでツヤがありますが若干シワになりやすいという
特徴があります。

気を付けていただきたいのは、ゼニアよりも安価のイタリア製の
生地などにスーパー120などの表記がありますが、この表記だけで
高級だけと決めつけてしまわないことです。

ゼニアのスーパー120と、安価な生地のスーパー120とでは
同じ120という細い繊維を使用した生地であっても違うのです。

たとえば、同じ繊維の太さでも原料が良いかどうかは別の問題ですし、
打ち込み本数の違いによっても生地のハリなどが変わってきます。

スーパー120とは繊維の太さの表記で、原料がどうかなどは
この表記には表れていません。

また、1センチ四方に打ち込んでいる繊維の本数が少なくては、
せっかくスーパー120を使っていても生地に隙間が多くできてしまって
スカスカの状態です。

なので、安価の生地の場合はクタッとしていて生地にハリが
なく、シワになりやすくなってしまいます。

ゼニアの場合は1センチ四方に隙間なくしっかりと打ち込んで
いますので、生地にハリが出ます。

同じスーパー120でも、両者のさわり心地、ハリ、ツヤには
差があるということを知っておいていただくと、生地選びに
失敗しなくて済むと思います。

それではまた。

スプレーモ
清水義雄

袖ボタンの重ね仕様とは…?

2011年11月28日

こんにちは。

オーダースーツスプレーモの清水です。

今回は袖のボタンについてです。

ジャケットの袖にはボタンが付いています。

昔のジャケットは3つ、最近の主流は4つのボタンが
付いています。

このボタンの付け方には2種類あります。

4つのボタンを横に並べた付け方、これが一般的です。

もう一つの付け方はボタンを重ねていくタイプ。ボタンの
間隔が狭く重なっており、キスしているように見えることから
「キッスボタン」とも言われます。

なぜ重ねるのか?

イタリアの職人が高い仕立て技術を要しているのをアピールする
ためのディテールとして重ねたからと言われています。

実際にボタン付け糸の長さなどが重なり具合に影響するので
普通に並べて付けるのよりも手間がかかります。

実際にイタリアブランドの製品(ゼニアもそうですが)には
袖ボタンを重ねて付けているものが多いです。

ただ、機能的には変わりません。見た目の遊びだったり、
着用している本人さんのこだわりで重ねボタンにする場合が
多いです。

DSC_0014

また、袖のボタンにはもう一つ変わった仕様を施すことが
できます。

実際に袖のボタンを外すことができるようにする仕様です。
「袖本開き」とか「本切羽(ほんせっぱ)」などと呼ばれます。

お医者さんが腕まくりをするために考案されたため、
「ドクターカフ」という言い方をする場合もあります。

袖のボタンは4つとも開けることができます。

なぜ開けるのでしょうか?

これも先ほどの「重ねボタン」と同様で、遊びの間隔だったり、
こだわりだったりです。

実際に開けて腕まくりをする人は誰もいらっしゃいません。

ただ、既製品の場合は購入してから袖詰めなどをするので
開けてしまう訳にはいかないので、袖の長さが確定している
オーダーならではの仕様とも言えます。

一見意味の内容に思える「本開き」ですが、当店でも袖本開きに
される方は4割ほどもいらっしゃいます。

参考になりましたでしょうか?

それではまた。

オーダースーツ専門店スプレーモ
清水義雄

スーツのゴージ位置って?

2011年11月11日

こんにちは。

オーダースーツスプレーモの清水です。

スーツの襟のゴージ位置って何のことかご存知ですか?

ゴージとは専門用語で言いますと、上襟と下襟を縫い合わせた
縫い目線のことです。

簡単に言いかえると、襟の上の部分と下の部分とが重なって
できる谷間の部分のことです。

この位置が流行によって変わります。

10年前の上着は古臭い・・・と感じてしまう
ときがあると思います。

この大きな理由は、肩幅の広さと、今回出てきた
「ゴージ位置」の2つが関係しています。

1つめの理由の肩幅ですが、昔の上着は肩幅がものすごく
広く作られています。今の流行がぴったり狭目なので
余計に目立ちます。

もう1つの理由のゴージ位置ですが、昔の上着のゴージ位置は
今どきの上着と比べていただくと、かなり低い位置にあります。

谷間の角度も今の上着が90度弱の角度なのですが、
昔のは120度とか130度くらいに開いて下がっています。

低い位置に合って下がっているので古臭く見えてしまうのです。

今店頭で売られている上着はかなりゴージ位置の高いものが
多く、当店のスーツも高めのゴージ位置になっています。

それではまた。

オーダースーツスプレーモ
清水義雄

スーツの耐用年数は?

2011年10月30日

こんにちは。

オーダースーツスプレーモの清水です。

今回はスーツの耐久性についてです。

「何年もちますか?」と、よくご質問されます。

週に1、2回の着用で、大切に着ていただければ、
一般的には7年、8年はもちます。

部分的に擦り切れてしまうところや、テカリが出てくる
ところもあるかもしれません。

そうした場合のように、使用することによって劣化する
こともあるのですが、劣化しなくとも着られなくなる理由があります。

たとえば、体のサイズが変わることです。

最近は太る方よりも痩せる方がとても多くて、
5キロ~10キロ痩せる方も少なくありません。

そうした場合、ぴったりサイズに直すには3万円ほどの
お直し代金がかかる場合があります。

作るのと同じくらいの手間がかかりますので、それぐらいの
お直し代金がかかるのですが、直ったスーツはジャストフィット
にはならない場合が多いです。

他の着られなくなる理由は、流行が変わることです。

男性の洋服のスタイルの変化は女性に比べるとゆっくりですが、
それでも変わります。

もしもタンスの中に5年前のスーツやカジュアルものが入っていたら
出してみてください。

それらを着て外に出れますか?

まったく気にしないという方もいらっしゃると思いますが、
5年前のは肩幅が広く、ズボンも1タックだったり股上が深かったりで
一般的にはこうしたものを着るのは恥ずかしいのではないかと思います。

5年前の洋服の話をしましたが、最近はインターネットによって
情報が早くなっているからなのか、男性物でも流行の移り変わりが
早くなっていて、3年前の洋服でも今とはかなり違ったりします。

「何年もちますか?」というご質問にはご自身の考え方や
感覚次第だと思いますとお答えしております。

それではまた。

スプレーモ
清水義雄

女性の購買意欲

2011年10月29日

こんにちは。

オーダースーツスプレーモの清水です。

昨日、有楽町のルミネがオープンの日だったようで、
有楽町や銀座は日中からすごい人出でした。

ルミネの前は長蛇の列ができていましたし、
ガラス張りのため透けて見えるエスカレーターにも
隙間なく人が連なっていました。

女性ものが中心の百貨店なので女性が多いことは
多いのですが、中にはサラリーマン姿の男性の姿も
ありました。中国の方らしき団体もおおくいらっしゃいました。

その隣には男性専門の阪急メンズがあり、ルミネの
相乗効果でいつもより入っているようでしたが、
残念ながらルミネと比べてしまうとかなり少なく感じます。

ひところよりもおしゃれな男性、こだわりを持つ男性が
増えてきたと思いますが、こうした状況を見ますと、
女性のファッション商品の購買意欲や意識とくらべて
男性はまだまだなんだなと実感します。

おしゃれな男性、こだわった男性が増えるように
y当店も情報発信していきながらがんばっていきます。

それではまた。

オーダースーツスプレーモ
清水義雄

既製品とオーダースーツのこと

2011年10月19日

こんにちは。

オーダースーツスプレーモの清水です。

当店に初めてご来店いただくお客様には
スーツに関してのご質問をしています。

今までのスーツのこと、気に入っているスタイルのこと、
そしてこれから作るスーツはどうしたいか?などです。

それらをお聞きした後に、スタイルの提案や
仕様などのご説明に入っていきます。

ポケットの形、袖の本切羽、袖のボタンの重ねなどの
ご説明をさせていただくと、多くのお客様が、

「ふーん、こんなに種類があったんだ。今まで気にしたことが
なかったから知らなかったよ」

と驚かれます。

私たちはスーツを販売しているのですから、常日頃から
情報も入れていますし、勉強もしていますので詳しいのは
当たり前です。

当店にお越しになられるお客様も、「オーダースーツ」を
考えているのだから、スーツに関しては詳しいだろう・・・と、
以前はこうした先入観を持っていました。

しかし、一般のお客様は知らない方がほとんどだということに
気づいてからはできるだけ詳しく丁寧に説明させていただくように
しています。

このブログでは少しでもスーツのことに詳しくなっていただければと
思いまして、私の言葉でスーツ全般についての説明をさせて
いただこうと思います。

今回は、既製品とオーダーの違いです。

既製品は字のごとく、すでに出来上がっているスーツです。

サイズはS,M,L表示だったり、44,46,48という数字での
表示だったりします。

ブランドによって差はありますが、だいたい3サイズか4サイズでの
展開になります。

したがって、人間の体型は千差万別であるにも関わらず、
わずか3つか4つのサイズの中から自分の体にできるだけ
合ったものを探すということになります。

まれにピッタリいくという方もいらっしゃいます。

しかし、それは本当にまれです。皆さん、どこか我慢して
着ています。または、身体に合っていないことを
気づいていないのかもしれません。

カジュアル物のニットやシャツ、パンツなども同じように
3サイズでの展開ですがこれはどうかと言いますと、
カジュアルなので少々小さかったり大きかったりしても
あまり問題はないと思われます。

ただ、ビジネスで使うものはそういうわけにはいきません。

大きすぎてはだらしなくなり、小さすぎると頑張りすぎ感が
出過ぎてまわりから浮いてしまうかもしれません。

オーダーはこうしたサイズの欠点を補ってくれます。

「それは知っているし、試してみた。問題はオーダースーツが
既製品に比べてカッコよくないんだよね。」

というご意見もたくさんの方からお聞きします。

たぶんそれはフィッターの方のセンスによるものだと
思います。

担当者が年配の方だからか、それとも勉強していないから
カッコいいスーツを作ろうという気持ちよりも、身体に
合わせることだけに執着しすぎるかもしれません。

気持ちよく着れて、カッコいいとまわりの方から思われる
スーツを作れるオーダー店が良いお店だと思います。

当店にお越しいただく前に作られたというスーツを
お客様に見せていただくとこがあります。

「うーん」と思えるようなダサいスタイルの場合もあって、
オーダー店によってセンスの差はあるようです。

ご自身のスーツスタイルのイメージを考えてみて
若目のカッコいいスタイルにしたいのでしたら
同年代かちょっと年下の人が店主のお店に
行くとよろしいかと思います。

店主がお客様よりも20歳以上年上の場合には
年代のギャップのある服ができる場合もあります。

ただ、こうしたいとお考えのスーツスタイルのイメージさえ
あれば、店主が何歳であってもオーダーの場合はサイズ調整が
できます。

なので、年齢が上だからそのお店がダメだというわけではありません。

店主とお話しを進める中で、良いスーツを作ってもらってください。

もしわからないことがございましたらメールにてお聞きください。

info@supremo.jp

これからスーツについて私の考えやお客様からの質問を
交えながら定期的に書いていきます。

スプレーモ
清水義雄

今年の秋冬の傾向は…

2011年10月17日

zegna-shortこんにちは。

オーダースーツスプレーモの清水です。

上の写真はゼニアのフルコレクションの今日の時点で
品切れになった生地の切れ端です。

イタリアのゼニア社で品切れですので、今から発注しようとしても手に入らない生地ということです。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、品切れになって
いるのは、圧倒的にグレイ系が多いのです。

グレイの濃いめのチャコールグレイからやや明るめの
グレイまで、幅広くグレイ系が品切れになりました。

グレイに次いで目立つのは茶系(ブラウン系)です。

ブラウン系はシャツやネクタイなど他のアイテムの
合わせ方によって渋く見えたりして、合わせるのが
困難なのですが、人気があります。

グレイのスーツで作ろうと思っておられる方は
急がれたほうがいいかもしれません。

スプレーモ
清水義雄

「おすすめ」の生地、売れています

2011年9月17日

こんにちは。

オーダースーツ専門店スプレーモの清水です。

当店のホームページ上で「おすすめ」マークを
付けているのですが、店頭でよく売れています。

トロフェオの「おすすめ生地」はコチラ

上記のリンク先のページの5柄ともよく売れています。

エレクタの「おすすめ」生地はコチラ

光沢ありのシリーズで、各色ともよく売れています。

売れている傾向としましては、

・「光沢あり」の生地…ツヤツヤとした光沢が高級感を出しますので人気です。

・「チェック柄」の生地…ストライプ柄に飽きた方とチェックをお嫌いでない方に人気です。

徐々に品切れ生地も出始めています。

気に入った生地がございましたらお早目にどうぞ。

ご来店の予約はコチラから

それではまた。

スプレーモ
清水義雄

秋冬新作生地揃いました!

2011年9月7日

こんにちは。

オーダースーツスプレーモの清水です。

秋冬物の新作生地が入荷いたしました。

秋冬コレクションとしてホームページに画像を
アップいたしましたのでこちらもご覧ください。

http://www.supremo.jp/cloth/index.html

今年の色柄は全体的にクラシカルな感じで
シックな色目が多いです。

チェック柄が多くなっているのもその傾向の一つかと
思います。

また、エレクタのツヤありシャドーストライプは
高級感たっぷりですのでおすすめです。

写真では色やツヤなどすべてを表現することは
できませんでした。

高品質のゼニアの生地、ぜひ実物をご覧ください。

ご来店予約はこちらからどうぞ↓

http://p.tl/K93s

スプレーモ
清水義雄

まずは「ホームページを見た」とお問合せください
岐阜店渋谷店