バックナンバー:2010年4月

ゼニア春夏素材 Soltex(ソルテックス)

2010年4月4日

こんにちは。

オーダースーツ専門店スプレーモの清水です。

ゼニアの生地のご紹介ですが、今回で春夏ものの素材の
ご紹介は最後となります。

最後の素材は、ソルテックスです。

Soltexは涼しく弾力性のある素材で、そのタッチはソフトで
シルキーです。

繊細で美しい光沢をもちながら、強度のあるオーストラリアウールと、
伸度と柔軟性を持ち合わせたニュージーランドウールを強撚で
撚っています。

そうすることでその一体感は増強され、ファイバー加工を縦横両方の
糸に施すことで夏の季節には最適な涼しい素材となっています。

高級感ある素材はフォーマルの素材としても最適です。

以上がゼニア社によるソルテックスの説明となります。

ソルテックスは5年ほど前に登場し、毎年柄を少しずつ変えながら
定番の素材となっています。

黒と濃紺の2色に絞った展開をしています。

ゼニアの説明にもありますように、結婚式やその2次会などに使って
いただくには最適のフォーマル素材として人気があります。

柄はシャドーストライプのものが多く、光の当たる加減によって
そのストライプが浮いて見えます。

Soltex(ソルテックス)

 

 

 

 

 

 

派手すぎず、地味すぎないので、フォーマルだけではなく、
普段のビジネスシーンでも使われる方が多いです。

これからの結婚式シーズンには、黒の略礼服ではなく、
高級感のあるソルテックスのスーツはいかがでしょうか?

それではまた。

ゼニア夏素材 Tropical(トロピカル)

2010年4月3日

こんにちは。

スプレーモの清水です。

本日はゼニアの夏素材のトロピカルを
ご紹介します。

これは夏の定番の素材です。

いろいろなアパレルメーカーが使っているので
目にされたことや、お聞きになったことがあるかも
しれません。

オーストリア産のスーパーファインウールを使って
織り上げた夏向きの平織り素材です。

目付が230g/mと軽量で、サラリとした清涼感と風合いの
良さが特徴です。

ゼニアの夏向けの基本的な素材でクラシックな色柄が
中心となっています。

以上がゼニア社によるトロピカルの説明です。

ここからは個人的(当店)の見解ですので、聞き流すなり
参考にされるなりしていただければと思います。

当店はトロピカルを仕入れておりません。

トロピカルはゼニアの生地の中でもかなり安価で、トロフェオや
モヘアトロフィー、ナキソスなどと比べると6掛け~7掛けで
仕入れることができます。

そのため、アパレルメーカーなどがゼニアの生地使用している
ことをアピールするためにこの生地を使ってゼニアのタグを
付けているとのことです。

では、なぜ当店は安価で仕入れることのできるこのトロピカルを
仕入れていないのか?ということなのですが、一言で言うと、
仕立て映えしないからです。

この生地はヨーロッパの気候には合うと思います。湿度も少ないので
サラリとした風合いはよく合います。

しかし、日本の夏は湿度が高くてムシムシしているので、平織りで
とくに何も加工していない(強く撚るなど)生地は向きません。

表面が波をうったようにポコポコとしてしまうのです。そうすると、
いくら仕立てをきれいに仕上げても、全体が良く見えません。

トロフェオなど細い糸を使った生地にもこうした傾向がみられますが、
平織りのトロピカルはそうした現象が起きやすいということです。

しかし、お値打ちにゼニアを着たいと、シワはあまり気にならない方には
よろしいかと思います。

以上はあくまでも当店の見解です。洋服屋さん(アパレルメーカー)によって
いろいろな意見があると思いますので、そちらも参考にしてみてください。

それではまた。

ゼニア新素材 Cool Effect (クールエフェクト)

2010年4月3日

こんにちは。

オーダースーツ専門店スプレーモの清水です。

本日ご紹介するのは、ゼニア社の夏の新素材の
「クールエフェクト」です。

メンズファッション雑誌などでも多数紹介されているので
ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
 
クールエフェクタは、ゼニア社が夏向けに開発した素材で、
生地の表面温度を10度下げることを可能にしました。
 
細さ17ミクロン(1ミクロンは1000分の1ミリ)の糸で
織られた生地に、染めと仕上げの段階で特別なトリートメントが
施されています。
 
外気温が40度であった場合でも、体感温度はそれ以下に
涼しく感じられるのです。
Cool-Effect(クールエフェク
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この国際的なファブリックは、真夏の太陽の下、スーツを着る
男性のスタイルを変え、気温が高い日でも新鮮な空気を
スーツ内に循環させます。
 
従来のトロピカルの素材と比較してみますと、まず目付が
220g/mから190g/mに、糸の番手も70から82に細く
なりました。
 
また、トロピカルは単糸使いでしたが、縦糸・横糸ともに
双糸使いとなり、パフォーマンスにも優れた素材へと
進化しております。
 
10度温度が下がるという機能抜きにしても、夏に快適な
軽くてしなやかな素材です。
 
以上がゼニア社によるクールエフェクトの説明となります。
 
実際に触ってみた印象ですが、触っただけでは体感温度を
10度下げるという機能を感じることはできません。
 
ゼニア社の担当者によりますと、従来のトロピカルとこの
クールエフェクタに人工的に光を当てて表面の温度を
測りますと10度の差が出たとのことなのです。
 
シワになりやすいと思っていましたが、元に戻ろうとする
復元力がありますので、それほど気にする必要なないようです。

ただ、モヘアトロフィーやヘリテイジと比べてしまうと
シワにはなりやすいです。
 
まだまだ肌寒い毎日ですが、あと1カ月もすると暑い暑い
夏がやってきます。
 
暑い夏にぴったりのクールエフェクト、いかがですか?
 
それではまた。
 
スプレーモ
清水義雄

 

ゼニア春夏新素材 Trofeo Light (トロフェオライト)

2010年4月2日

こんにちは。

オーダースーツ専門店スプレーモの清水です。

今回は今シーズンの新素材のトロフェオライトの
ご説明をさせていただきます。

昨今の温暖化は生地の製作にも影響が出始めていて、
生地のトレンドはどんどんと軽量なクオリティーに注目が
集まっています。

前回ご説明させていただいた「トロフェオ」が、長年
春夏ものの核でしたが、軽量化のトレンドによりまして
このトロフェオを軽量化した素材を発表しました。

従来のトロフェオよりも20g軽い230g/m~240g/m
というウェイトにしました。

これにより春夏の立ち上がりから夏にかけてのより長い
機関の着用が可能となりました。

横糸は従来と同じ56番の単糸使いですが、縦糸の番手を
104番の双糸使いとなっています。

従来よりもファインな糸を使用して、さらに高級感のある素材に
進化しています。

以上がゼニア社の「トロフェオライト」の説明になります。

実際に私が自分の目で見て、触ってみた印象をお伝えします。

まず見た目ですが、「最高」のひとことです。

従来のトロフェオの1.5倍以上の艶があり、室内の蛍光燈の下でも
ツヤツヤと高級感のある光り方をしています。

Trofeo-Light(トロフェオラ

 

 

 

 

 

 

軽量化するために表面の毛をカットしているので、従来のトロフェオ
よりも表面がツルツルになり光沢感が増しているのだと思います。

そして、さわり心地ですが、こちらも「最高」です。

表面の毛をカットしているので、さわり心地がさらさらとしながら
ひんやりとしていて、触れていて心地がいいです。

欠点をあげるとしますと、糸を細くして生地を薄くしているので、
少しシワにはなりやすいです。

袖の部分やひざ裏など、着用によるシワが出る場合があります。

しかし、クシャクシャになってしまうわけではなく、ハンガーなどに
掛けて1日休ませてあげると元に戻る復元力がありますので
それほど気にする必要はないのかもしれません。

また、雨など降って湿気が増しますと、表面が少し波をうったような
感じになります。湿度にはあまり強くないかもしれません。

こうした欠点(?)もありますが、シルクなどを混ぜることなく、
ウール100%でこれだけのツヤ出す「トロフェオライト」を
ぜひ一度ご覧ください。

それではまた。

スプレーモ
清水

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岐阜店渋谷店