ゼニア春夏新素材 Trofeo Light (トロフェオライト)
2010年4月2日
こんにちは。
オーダースーツ専門店スプレーモの清水です。
今回は今シーズンの新素材のトロフェオライトの
ご説明をさせていただきます。
昨今の温暖化は生地の製作にも影響が出始めていて、
生地のトレンドはどんどんと軽量なクオリティーに注目が
集まっています。
前回ご説明させていただいた「トロフェオ」が、長年
春夏ものの核でしたが、軽量化のトレンドによりまして
このトロフェオを軽量化した素材を発表しました。
従来のトロフェオよりも20g軽い230g/m~240g/m
というウェイトにしました。
これにより春夏の立ち上がりから夏にかけてのより長い
機関の着用が可能となりました。
横糸は従来と同じ56番の単糸使いですが、縦糸の番手を
104番の双糸使いとなっています。
従来よりもファインな糸を使用して、さらに高級感のある素材に
進化しています。
以上がゼニア社の「トロフェオライト」の説明になります。
実際に私が自分の目で見て、触ってみた印象をお伝えします。
まず見た目ですが、「最高」のひとことです。
従来のトロフェオの1.5倍以上の艶があり、室内の蛍光燈の下でも
ツヤツヤと高級感のある光り方をしています。

軽量化するために表面の毛をカットしているので、従来のトロフェオ
よりも表面がツルツルになり光沢感が増しているのだと思います。
そして、さわり心地ですが、こちらも「最高」です。
表面の毛をカットしているので、さわり心地がさらさらとしながら
ひんやりとしていて、触れていて心地がいいです。
欠点をあげるとしますと、糸を細くして生地を薄くしているので、
少しシワにはなりやすいです。
袖の部分やひざ裏など、着用によるシワが出る場合があります。
しかし、クシャクシャになってしまうわけではなく、ハンガーなどに
掛けて1日休ませてあげると元に戻る復元力がありますので
それほど気にする必要はないのかもしれません。
また、雨など降って湿気が増しますと、表面が少し波をうったような
感じになります。湿度にはあまり強くないかもしれません。
こうした欠点(?)もありますが、シルクなどを混ぜることなく、
ウール100%でこれだけのツヤ出す「トロフェオライト」を
ぜひ一度ご覧ください。
それではまた。
スプレーモ
清水

